小室哲哉被告 初公判は1月21日に決まる

[ 2008年12月3日 16:55 ]

 大阪地裁は3日、著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺罪で起訴された音楽プロデューサー小室哲哉被告(50)の初公判を来年1月21日に開くことを明らかにした。

 小室被告は起訴事実を認め、現在は保釈されている。共に詐欺罪で起訴された、小室被告が役員を務めるプロダクション「トライバルキックス」監査役木村隆被告(56)の審理は、事前に争点を絞り込む公判前整理手続きの適用が決まった。
 起訴状によると、小室被告は2006年8月、これまでの作品約800曲の著作権を二重譲渡していたのに、「僕に著作権がある」とうそを言って、10億円で譲渡する契約を兵庫県芦屋市の投資家男性と締結。「印税収入が妻に差し押さえられていて、解除に必要」と言って先払いさせた5億円をだまし取った、とされる。

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2008年12月3日のニュース