円楽8か月ぶり公の場 満員観客が拍手

[ 2008年11月28日 06:00 ]

目を細め楽屋話に興じてご機嫌の三遊亭円楽

 4月に肺がんの摘出手術を受けた落語家の三遊亭円楽(75)が27日、東京・国立演芸場の特別公演「円楽一門落語会」に出演した。3月の「好二郎改め三遊亭兼好真打ち昇進披露公演」以来、8カ月ぶりの元気な姿に満員の観客から大きな拍手が送られた。

 一門として同演芸場初の3日間公演。その初日とあって早々と楽屋入りし「楽屋が何より好き。“冷たい家庭に明るい職場”というギャグも昔、アタシが作ったんですよ」とご機嫌。高座には濃紺のダブルのスーツに薄紫のポケットチーフというダンディーな姿で登場。楽屋見舞いに訪れた笑福亭鶴瓶(56)と、六代目円楽を2年後に継ぐ三遊亭楽太郎(58)も飛び入り出演した。円楽は3日間出演する。

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2008年11月28日のニュース