ソフトバンクの斉藤和巳4軍監督がドラ5ルーキーの沢柳に「上がったときは大外からまくってやれ」

[ 2024年2月1日 16:29 ]

室内でランニングをする沢柳
Photo By スポニチ

 ソフトバンクのC組とリハビリ組の春季キャンプが1日、福岡県筑後市のファーム施設でスタートした。屋外はあいにくの空模様の中、前年まで1軍投手コーチを努めて、配置転換された斉藤和巳4軍監督(46)はブルペンや打撃練習を見つめた。

 練習後の囲み取材ではドラフト5位の沢柳亮太郎投手(23=ロキテクノ富山)に助言を送ったことを明かした。沢柳は1月下旬に左膝の違和感を訴えて、同期の支配下の投手では唯一のC組スタートとなっていた。

 斉藤4軍監督は「支配下の投手でこっちに残っているのは彼だけ。そういったところで彼もいろいろ思うことがあるでしょうし、あんまり焦ってね。やる必要もないので。時間は十分ある選手。ここで時間を有意義に使って、上に呼ばれたときはいろんな準備ができた状態で行けば、十分大まくりできることも考えられる。上がったときは大外からまくってやれ。そのための準備をここでしっかりやろう」などと声をかけたという。

 ランニングなどで調整した沢柳は「絶対にチャンスは来るからっていうのを言っていただいて、ちゃんと自分のことやっていけば、絶対に上がれるもの持ってるからと言ってくださったんで。心強いですね。うれしかったです」と感謝していた。ブルペンはあす2日か3日かにも入る予定だという。「悔しい気持ちだけは持って、ここからレベルアップしていきたいなと思います」と誓った。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月1日のニュース