青学大が始動 新エース候補左腕・児玉悠紀投手は常広&下村の背中を追い「1位指名目指したい」

[ 2024年1月5日 19:23 ]

新エース候補として活躍に期待が懸かる青学大の児玉(撮影・村井 樹)
Photo By スポニチ

 東都大学野球の青学大は5日、相模原市内のグラウンドで始動。最速147キロ左腕でプロ注目の児玉悠紀投手(3年=日大三)は「自分も1位指名を目指して頑張りたい」と、ドラフト1位でのプロ入りを目標に掲げた。

 広島から1位指名された常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)と阪神1位の下村海翔投手(4年=九州国際大付)を擁して、昨年は春秋のリーグ戦を制した前チーム。大黒柱が抜ける投手陣の中で児玉は新エース候補として活躍が期待され「最上級生の意地として1戦目の先発を任されるようになりたい」と覚悟をのぞかせた。

 準優勝した昨年の神宮大会決勝では2人の偉大な先輩がいる中、先発のマウンドを託された児玉。緊張したと言うが、5回無失点と好投し「本当に自信になった。あの経験をむだにしたくないし、次は日本一の胴上げの真ん中にいたい」と活躍を思い描く。

 今チームには主将の佐々木泰内野手(3年=県岐阜商)、大学日本代表でも4番を務める西川史礁外野手(3年=龍谷大平安)の野手2人がドラフト1位候補として注目されるが、「自分も同じように1位指名されるような選手になりたい」と児玉。仲が良かった常広からは「プロで待ってる」とエールももらったといい「自分にとっても大事な一年。ただ、個人の結果とかよりチームが勝つことを第一に考えたい。そしたらおのずと結果も出ているはず」と新エースとしての活躍を誓った。(村井 樹)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月5日のニュース