常総学院が始動 149キロ右腕・小林芯汰が成長誓う「真っすぐを生かす変化球を」

[ 2024年1月5日 20:07 ]

ナインに言葉をかける島田監督(右) (撮影・柳内 遼平)
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 昨秋の関東大会で4強入りし、今春の選抜出場が当確している常総学院(茨城)は土浦市内のグラウンドで始動。最速149キロのエース右腕・小林芯汰(2年)は「日本一が目標なのでそれに向かって頑張りたい」と気持ちを新たにした。冬の練習期間は制球力向上を目標に掲げ「自分の真っすぐを生かす変化球もしっかり操りたい」と成長を誓う。島田直也監督も「高校生の中では体もできているし、腕を強く振ることができる」とその素質を評価した。

 関東大会では初戦で専大松戸(千葉)相手に9―2、準々決勝では花咲徳栄(埼玉)に10―5と打ち勝ち、4強入りを決めた常総学院。上位から下位まで切れ目のない強打線の4番を担う武田勇哉(2年)は右の長距離砲。プロも注目する逸材でありながらも「自分はまだ技術不足なところがあるので逆方向に逆らうことなく打つことを課題に持ってやっています」と謙虚な心を忘れない。従来から守る一塁だけではなく、新チームから三塁にも挑戦し、守備力向上に励んでいる。

 選抜出場校の発表は今月26日に行われる。

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