ローゼンタール記者も今永の契約は少なくとも1億ドルと報道 獲得合戦にヤンキース、メッツは含まれず

[ 2024年1月5日 07:10 ]

今永昇太
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が、代理人や球団幹部の話として、今永昇太(30)の契約総額は少なくとも1億ドル(144・6億円)と4日(日本時間5日)に報じている。

 45日のポスティング期間は1月11日までで、決断の日は迫っている。ローゼンタール記者によると、獲得に熱心なのはレッドソックス、ジャイアンツなどで、ヤンキース、メッツ、オリオールズは入札に加わらない見込みだという。

 人気の理由は今永の過去3年間の防御率はNPBの投手の平均より38%も上で、これは黒田博樹と岩隈久志がメジャーに行く前の成績と一致しているから。黒田も岩隈もメジャーで素晴らしい成功を収めた。1年前にメジャー入りした千賀滉大も良い比較対象だ。5年総額7500万ドルでメッツと契約し、166・1イニングを投げ、防御率2・98はナ・リーグ2位だった。ある球団幹部は「今永の持ち球は千賀ほどではないが、メジャーでも良いローテーション投手になるし、3番手の上の方だ」と証言している。

 もし今永が1億ドルの契約を結んだ場合、DeNAが受け取るポスティングフィーは1687万5千ドル(約24・4億円)になる。このオフの先発投手の値段は高騰している。11月初め山本の契約は2億ドルを超える程度と予測されたが、3億2500万ドルまで上がった。今永も「ジ・アスレチック」のティム・ブリットン記者は当初4年総額5200万ドルと予想していたが、倍近い金額になる見込みだ。

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