元巨人ヘッドの元木大介氏とソフトバンクのドラ1左腕との不思議な縁「野球をなめるな!」

[ 2023年12月11日 22:23 ]

背番号「41」を披露するソフトバンク・前田悠伍(撮影・岡田 丈靖)
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 巨人のヘッドコーチなどを5年間務めた元木大介氏(51)が、槙原寛己氏(60)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。今秋ドラフトでソフトバンクの1位指名を受けた前田悠伍投手(大阪桐蔭)との意外な関係を明かした。

 元木氏は2018年に日本代表を率いてカル・リプケン・ジュニアU12世界少年野球大会に優勝した。

 「そのメンバーが今年のドラフト。(前田)悠伍があのときのエースだった」と振り返った。

 厳しいセレクションを経て選んだメンバーだったが、大会に向けて始動まで3カ月ほど時間があいた。中学生の3カ月は大きい。元木氏は「練習やってないのか、どうした?ってヤツが何人かいた」と明かした。

 明らかな準備不足。選手を集めて元木氏は「今よくてもすぐ抜かれる。野球をなめるな!」と説教した。

 ソフトバンクから1位指名を受けた後、前田からお礼の連絡が来た。「野球をなめるな!」という言葉で成長出来たという。

 前田がエースだった大阪桐蔭は元木氏の長男が所属する履正社に大阪大会の決勝で敗れるという皮肉もあった。

 元木氏は「(前田は)負けて正解だったんじゃないかな」と悔しさからまた多くを学んだことを期待した。

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