中日の「ファースト」渋滞問題をOBが検証…石川昂弥は「将来的にサードで頑張ってもらわないといけない」

中日・石川昂　
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　前中日コーチの荒木雅博氏（46）が、元同僚の英智氏（47）とYouTube「野球いっかん」に出演。巨人を自由契約になった中田翔内野手（34）にラブコールを送った。

　打撃力は当然期待出来るが、守備面でも大きな戦力となる。

　荒木氏は現在のセ・リーグでは「中田さん、（阪神）大山さん、（中日）ビシエドはうまい」と一塁守備に太鼓判を押した。

　一塁コーチャーボックスに入ると一塁を守る選手の息づかいまで感じるという。

　英智氏は中田の守備について「全然慌てない。“うわっ”とか心の声が漏れる人いるが漏れない。厳しい場面でも同じテンションでプレー出来る」と高く評価した。

　問題はビシエドを筆頭に宇佐見、鵜飼、同じく巨人から自由契約になった中島ら一塁候補が多いという点だが、荒木氏は「中田選手はサードも外野も出来る。中島選手も元はショート」と、柔軟に対応出来る可能性を指摘した。

　ただ、石川昂弥の一塁コンバートに関しては否定する。

　荒木氏は今季石川昂が一塁を守ったのはケガ明けだったことが理由とし、「将来的にはサードを守ってもらわないといけない選手ですから。そこで頑張ってもらわないといけない」と三塁専念での飛躍を22歳の大砲候補に期待した。