西武戦戦力外の中熊大智　来季チームスタッフ就任を発表　ファームブルペン捕手兼ファーム用具補佐

21年5月、一塁の守備に就く中熊
Photo By スポニチ

　西武は11日、今季戦力外となった中熊大智捕手（27）の来季チームスタッフ就任を発表した。ファームブルペン捕手兼ファーム用具補佐となる。

　中熊は「現役時代、ブルペン捕手の方に気軽に話を聞いてもらった経験があるので、そのような存在になりたいですし、何よりも選手を第一に考えてサポートしていきたいです」とコメントを発表。さらに「用具補佐も兼任になりますが、これまで何一つ不自由なく過ごすことができたことに感謝して、積極的に学んでいきたいと思っています。僕自身は実績もないので、伝えられることがあるか分かりませんが、相談を受けたときは自分なりにしっかり応えていきたいです」と第二の人生への意気込みを語った。

　中熊は96年8月27生まれの27歳。九州学院高から徳山大を経て、18年ドラフト育成3位で入団。育成契約4年目の昨季7月に支配下選手へ昇格。同年1試合に出場したが、今季の1軍出場はなし。10月31日に来季の選手契約を結ばないと球団から通知を受けていた。