星野伸之氏 日本シリーズの“MIP”はオリックスの山本由伸と阪神の若き…「来年も非常に楽しみ」

[ 2023年11月6日 15:23 ]

<阪神ビールかけ>ビールかけを楽しむ森下(左)(撮影・大森 寛明)
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 オリックス、阪神両球団OBである星野伸之氏(57)が自身のYouTube「スローカーブチャンネル」を更新。日本シリーズの両チームから最も印象に残ったMIPを選んだ。

 MVPは「チャンスメーカーにも打順の巡り合わせではポイントゲッターにもなる」と阪神・近本を選んだ。

 では最も印象に残った選手(MIP)は?

 星野氏は「由伸ですかね。最後の意地の完投。もう1試合残っているのでリリーフ使いたくない。凄いピッチング見せてもらった」と、オリックスからは山本由伸を選出した。

 阪神から選んだのは森下翔太だ。

 第7戦キーポイントにも挙げた3―0の5回2死一、三塁で打者・森下の場面。星野氏は一塁走者の中野がスタートを切らなかったことを指摘。「岡田監督が森下に任せたように見えた」と振り返った。

 その期待に応えた森下の適時二塁打が口火となって、この回3点を追加。38年ぶり日本一を大きく引き寄せた。

 シリーズ序盤は併殺を打ったりしたが、星野氏は「フルスイングを忘れない。しっかり振っていたのでヒットが出だすと止まらなかった」とし、その姿勢が岡田監督の信頼につながったと指摘した。

 星野氏は「来年も非常に楽しみ」と今シリーズでさらに成長した森下の姿を称えた。
 

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