江川卓氏 神様のいたずらか…日本シリーズ第7戦のノイジーの3ランは「たぶん二ゴロでゲッツーだった」

[ 2023年11月6日 21:31 ]

日本シリーズ第7戦の4回、阪神ノイジーが先制3ランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。明暗を分けた第7戦の4回、阪神・ノイジーの先制3ランを独自目線で考察した。

 4回1死一、二塁。阪神・ノイジーがオリックス・宮城の4球目、内角低めのチェンジアップを左翼席に運んだ。

 江川氏は「想像ですよ」と前置きして、「ノイジーさんはライト側に打とうと思っていたと思う」と指摘した。

 チェンジアップは(シンカーのように)外に落ちるが、たまにスライドして逆にいくことがあるという。

 江川氏は「そのボールだったんじゃないかと僕は思っている」と宮城の意図とは逆に変化したと推測した。

 ノイジーは逆方向を意識していた。始めから左方向を狙っていたらファウルになっていたと指摘。右方向を狙っていたが、あそこに入ってきたのでポンと合わせた。

 江川氏は「宮城さんが(狙い通り)外に落としていたらノイジーさんは右方向を狙っていたのでたぶん二ゴロでゲッツーだっと思う」と続けた。

 前の試合で山本由伸から右方向にホームランを打ったことでノイジーは右側の感触がよかったはずで、神様のいたずらなのか、結果は阪神の日本一を引き寄せる一発となった。
 

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