【ドラフト会議】オリが聖カタリナ学園の150キロ右腕・河内康介を2位指名 藤川球児氏ばりの剛球が魅力

[ 2023年10月26日 18:20 ]

聖カタリナ学園の河内康介投手
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、オリックスが2位で聖カタリナ学園(愛媛)の150キロ右腕・河内康介投手(18)を指名した。

 藤川球児氏(元阪神など)をほうふつさせるストレートが魅力。本人は「自分では見えないので、よく分からないです」と無自覚のようだ。球速も最速141キロで「大学からプロを目指そう」と考えていたという。

 だが、春以降に川中大輔コーチからロスなくボールに力を伝える体の使い方を学ぶと急成長。徳島商との練習試合では、のちに甲子園でブレークする森煌誠(3年)と互角に投げ合い、森煌目当てに訪れたスカウト陣をくぎ付けにした。今夏は愛媛大会ベスト4に進出。夏の大会後も進化は続き、ストレートの軌道から小さく落ちるスプリットにも手応えを得ている。

 ◇河内 康介(かわち・こうすけ)2005年(平17)4月16日生まれ、大阪府出身の18歳。中学では硬式クラブ「ニュー・ヤンキース」に所属し、高校から愛媛へ越境入学。聖カタリナ学園では1年秋からベンチ入り。2年夏、秋は不祥事で不出場。今春以降に急成長を見せ、今夏は最速150キロを計測して注目された。1メートル80、72キロ。右投げ右打ち。

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