【ドラフト会議】オリックスが享栄・東松快征を3位指名 “大阪桐蔭・前田超え”球威誇る152キロ左腕

[ 2023年10月26日 18:21 ]

享栄・東松快征
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、オリックスが3位で享栄の最速152キロ左腕・東松快征投手(18)を指名した。 ドラフト速報

 150キロ超の剛速球を武器に力投型の本格派として2年夏からエースとなった東松。今春のU18ワールドカップに向けた野球日本代表候補の強化合宿では、紅白戦で登板した12投手のうち、最速となる149キロをマーク。先発として投げ合った同じ左腕の大阪桐蔭・前田悠伍を上回る球威でスカウトらの評価を上げた。

 最後の夏は自身初の甲子園を目指し「勝てる投手」にこだわった。ただ、全国最多173チームが出場した愛知大会の勝ち上がりは難しく、準々決勝・愛工大名電戦で制球に苦しみ2回途中7失点で降板。チームもそのまま敗れ、聖地を踏むことなく高校野球生活を終えた。

 それでも「メジャーでサイ・ヤング賞を獲りたい」と直後からプロ志望をきっぱりと表明。本格派左腕としての王道を突き進み、まずは日本のプロで鍛錬を積み、世界一を目指す。

 ◇東松 快征(とうまつ・かいせい)2005年(平17)4月29日生まれ、愛知県東海市出身の18歳。加木屋小1年から加木屋クラブで野球を始め、加木屋中では東海中央ボーイズに所属。享栄(愛知)では1年秋からベンチ入りし、2年夏から背番号1を背負う。最速152キロ。50メートル走6秒1、遠投120メートル。1メートル78、89キロ。左投げ左打ち。

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