【ドラフト会議】オリックスが上田西・横山聖哉を一本釣り!高校通算30本塁打

[ 2023年10月26日 17:13 ]

上田西・横山聖哉
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、オリックスが1位で上田西の横山聖哉内野手(17)を指名し、交渉権を獲得した。 指名選手一覧

 高校通算30本塁打のパンチ力に加え、投手として最速149キロを記録する地肩の強さが武器。最後の夏は自身初の甲子園を経験し、初戦の土浦日大戦で惜しくも敗れたものの8回に聖地初安打となる中前打を放ち、守備でも存在感を発揮した。

 横山がプロを意識したのは2年秋から。シーズン終盤の11月、練習試合で県内屈指の好投手から2打席連続本塁打を放ち「相手(の投手)を見に来たついでに見てもらった」。2年春の北信越大会でも注目していたスカウト陣からの評価を高め、冬の練習に足を運んでくれた。「見に来てくれている。成長して変わらないといけない」と取り組みが変わった。

 全体練習後は自主練を重ねた。バットを振り込み、体を鍛え、今春を迎えると体重は14キロ増の84キロへ。体が大きくなったことで飛距離もアップし、本塁打は3年時だけで1、2年時に打ったのと同じ15本と量産。通算30本に届いた。

 攻守に手応えを得たことで「打てるショート」でのプロ入りを願うようになり、春季大会の時点で「プロ一本」を公言。世代屈指の遊撃手は「上のレベルでも活躍できる選手になりたい」とさらなる飛躍を誓う。
 
 ◇横山 聖哉(よこやま・せいや)2005年(平17)10月28日生まれ、長野県上田市出身の17歳。上田南小2年で少年硬式野球の上田リーグに入り、3番・遊撃手兼投手。上田四中では水泳部に所属しながら上田リトルシニアに進み、2番・遊撃手。上田西では1年春からベンチ入り。50メートル6秒3。好きな言葉は「感謝」。右投げ左打ち。

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