【ドラフト】「広陵のボンズ」真鍋、まさか指名漏れ 中井監督「すごくショック受けている」大学進学へ

[ 2023年10月26日 20:14 ]

<ドラフト会議>ドラフト4位までに指名されなかった広陵・真鍋(右)と中井監督(撮影・平嶋 理子)
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 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われた。支配下ドラフトの指名が終了し、広陵の真鍋慧内野手(18)は名前が呼ばれなかった。大学へ進学する見通しとなった。 指名選手一覧

 真鍋は1年夏から背番号3でベンチ入りし、中井哲之監督から「広陵のボンズ」のニックネームを授かった。指揮官の期待通りに全国でも屈指の長距離打者として成長。高校通算62本塁打を放ち、今夏を含め3度甲子園出場した。

 大阪桐蔭・前田、花巻東・佐々木麟太郎、九州国際大付・佐倉侠史朗とともに「高校四天王」の1人として注目を集めた。

 中日の3位指名が終わると、会見場を退席。中井監督が代わって取材に対応した。

 「3位で縛っていたので。本人とご両親が相談をして来られて、それで行きなさいと。そういう決意の中で練習も、試合も取り組んできて、その順位で(名前が)挙がらなかったということなので、これが現実。力がないとは思っていませんし、大学でひと回り大きくなって、今の悔しさ、切なさをばねにして頑張ってもらいたい。これから大学にいくまで、サポートして厳しい練習を課していこうと思う。今はすごくショックを受けていますね。これがバネになるとは思う」と心中を代弁した。

 「これが現実だから、悔しかったら、悔しかった分、頑張るしかないよなと」と声をかけたといい、「たくさんの大学から声をかけてもらって、相談の中で、プロと言ってきて、じゃあどうするんやという中で、上位じゃなかったら、現状で行っても通用しないということであれば、大学で力をつけてからでも、遅くないと。非常に負けず嫌いで頑張れる子なので、今後の彼の活躍を応援したいし、期待したい」とエールをおくった。

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