巨人・大城卓三が初回に2点適時二塁打！「何とか」直近4戦で0点、0点、1点、1点の打線がいきなり快音

セ・リーグ   巨人―中日 （ 2023年10月3日    バンテリンD ）

＜中・巨＞初回、大城卓は2点適時二塁打を放つ　（撮影・西川祐介）
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　巨人の大城卓三捕手（30）が中日戦（バンテリンD）の初回に先制の2点適時二塁打を放った。

　5番に入り、今季最終登板で5勝目を目指す2年目右腕・赤星とバッテリーを組んで先発出場。その初回だった。

　1死から2番・門脇が中前打で出塁。2死後、4番・岡本和の打席で相手先発左腕・小笠原は岡本和への初球を投じる前にしつこく一走・門脇へけん制球を放った。

　そして、岡本和は四球で出塁して2死一、二塁。ここで打席に入った大城卓は小笠原がカウント1ボール2ストライクから投じた5球目、真ん中付近に甘く入ったスライダーを捉えて右翼線へ運んだ。

　二走・門脇に続いて一走・岡本和も一気にホームイン。赤星は登板前に幸先よく2点の援護をもらった。巨人は試合前までの直近4試合で0点、0点、1点、1点と深刻な貧打が続いていたが、いきなりの初回2点となった。

　なお、赤星が前回登板した9月21日の阪神戦（甲子園）では大城卓が代打満塁弾を放ち、8回無失点の赤星が4勝目を挙げている。

　▼大城卓　打ったのはスライダーです。得点圏にランナーがいたので何とか還したいと思っていました。先制できて良かったです。