西武・松井稼頭央監督 来季続投正式決定 試合後に球団社長が要請し受諾 1年目は65勝77敗1分け

[ 2023年10月3日 22:03 ]

<ロ・西>2回二塁から古賀のタイムリーで生還した山村を迎える松井監督(撮影・長久保 豊)
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 西武の松井稼頭央監督(47)の来季続投が3日、正式に発表された。

 試合終了後、奥村剛球団社長が松井監督に来季の監督続投を要請。松井監督が受諾した。

 松井監督は今季が就任1年目。チームは主砲・山川の不在やWBCで活躍した源田のケガの影響などでシーズン序盤から低迷したが、7月以降は安定した戦いを見せていた。この日のロッテ戦(ZOZOマリン)で143試合を終え、65勝77敗1分けの勝率.458だった。

 先月27日、ホーム最終戦となった楽天戦を観戦した後藤高志オーナーも試合後に「ウチはシーズンが終わるまで監督人事を言わないのが不文律だが、フライングをした」と、松井監督に続投を要請したことを明らかに。「松井監督は今年一年、存分にやってくれた。それを来年につなげてくれと」と伝えたと明かしていた。

 シーズン最終戦は山村崇嘉選手(21)が2試合連続のホームランを放ち、豆田泰志投手(20)がプロ初セーブを挙げるなど、若獅子の活躍が光る一戦となった。試合後、松井監督は「開幕戦は凄く長く感じたけれど、終わってみれば一瞬で。その中でも選手は本当によくやってくれたと思う。1年目としていろんな経験もさせてもらって、また来年の話もいただいたので、そこも含めてまたこの秋から時間を有効に使って、選手をサポートできるようにやっていきたい」と前を向いた。

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