オリックス由伸　山田久志以来球団2人目の3年連続15勝に笑顔　“女房役”森の先制弾「気持ち良かった」

パ・リーグ   オリックス4ー1西武 （ 2023年9月24日    京セラ ）

＜オ・西＞15勝目を挙げ、ファンの声援に応える山本（撮影・北條　貴史）
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　リーグ3連覇を果たしたオリックスの山本由伸投手（25）が24日の西武戦（京セラ）に先発。7回3安打無失点の好投でハーラートップ独走となる15勝目。3年連続での15勝到達は07～09年ダルビッシュ（日）以来プロ野球15人目（17度目）、球団では76～79年山田久志以来2人目（3度目）の快挙。さらに最多勝利、防御率、勝率、奪三振の投手“主要4部門”でリーグトップに立った。

　山本は試合後のヒーローインタビューで「ランナー出しながらにはなったんですけど、何とか粘って6回に先制点取ってもらったので、また気を引き締め直して7回を投げきることができました」とコメント。6回に待望の先制点を挙げた“女房役”森の17号ソロについては「（見ていて）すごい気持ち良かったです」と笑顔で話した。

　この試合10奪三振の快投で奪三振数を158に伸ばし、種市（ロッテ）の153奪三振を抜きリーグ単独トップに浮上。最多勝利、防御率、勝率、奪三振の投手“主要4部門”でリーグトップに立ち、前人未到の3年連続“投手4冠”達成が現実味を帯びてきたことには「奪三振が抜かれたり抜いたり、そんな感じなんで何とか最後粘れるように体調整えて頑張ります」と意気込み。

　球団では山田久志以来2人目（3度目）、実に44年ぶりの3年連続15勝達成に「本当に色んな方に支えられてプレーが出来ているので感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

　また、山本とは2度目のバッテリーを組んだ森は「前回（バッテリーを組んで）悔しい結果になってしまったので今日は絶対に勝とうと2人で話をしていて、すごい気持ちの入ったいいピッチングをしてくれたと思います」と15勝目を挙げたエースを称えた。