オリ・中嶋監督「これだけ完全にやられたというのは切り替えやすい」　連勝8でストップも前を向く

パ・リーグ   オリックス0―7ソフトバンク （ 2023年8月29日    長崎 ）

＜ソ・オ＞7失点しガックリとベンチに戻るワゲスパック（撮影・岡田　丈靖）
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　オリックスはワゲスパックが3回7失点と打ち込まれ、連勝は8でストップ。助っ人右腕は「先発の役割を果たすことができず、ただただ悔しい」と肩を落とした。

　リプレー検証が明暗を分けた。初回1死満塁から中村晃の二塁後方の飛球で三走・野村勇がタッチアップ。宜保―ゴンザレスとつないだ本塁送球で一度はアウトと判定されたが、相手のリクエストで判定が覆り、先制点を許すと牧原大、今宮にも適時打を浴びた。3回には1死一、二塁から生海の本塁打と判定された左翼ポール際への大飛球が、審判自らのリプレー検証でファウルとなったが、結局、四球を許し、柳田に3点二塁打を浴びた。

　打線も振るわず今季10度目の零敗。優勝マジックは22で足踏みとなったが、中嶋監督は「いつか負けるところで、これだけ完全にやられたというのは切り替えやすいと思いますし」と前を向いた。（中澤　智晴）