【甲子園】開幕試合で栗山英樹氏が始球式、WBC優勝監督の始球式は15年の王貞治氏以来2人目

[ 2023年8月6日 10:33 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第1日 ( 2023年8月6日    甲子園 )

<上田西・土浦日大>始球式を行う栗山英樹氏(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、甲子園球場で開幕。前侍ジャパン監督の栗山英樹氏(62)が開幕試合で始球式を務めた。

 栗山氏はセットポジションで右上手から外角にノーバウンドの速球を投げ込んだ。投げ終えると、深々と一礼してマウンドを後にした。

 今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを09年以来の世界一に導き、子供たちに野球の魅力に再び目を向けてもらえるきっかけになったことなどを理由に、大役を任された。

 WBC優勝監督の始球式は15年の王貞治氏(83=現ソフトバンク球団会長兼特別チームアドバイザー)以来2人目となった。

 王氏は高校時代に早実のエースとして1957年選抜で優勝。同年夏の甲子園では、2回戦(対寝屋川)ではノーヒットノーランを達成している。栗山氏は高校(創価)時代に甲子園出場の経験はなく、甲子園は遠く憧れの存在だった。その憧れの地のマウンドに立つことになった栗山氏は、始球式決定時に「日本野球の原点で聖地であり、子供のころから憧れ続けた甲子園に立たせていただくということには感謝の思いしかありません。この夏に懸けて戦ってきた日本全国の全ての高校球児に敬意を払い、これからも継承されていく高校野球の輝かしい未来を願って始球式に臨みます」とコメントしていた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月6日のニュース