中日・高橋宏「申し訳ない気持ちでいっぱい」 制球に苦しみ、45日ぶり白星も反省の弁

[ 2023年8月6日 05:00 ]

セ・リーグ   中日4-2ヤクルト ( 2023年8月5日    バンテリンD )

<中・ヤ>6回、サンタナを併殺に打ち取りガッツポーズする高橋宏(撮影・椎名 航)
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 中日・高橋宏が6試合ぶりの4勝目を挙げた。制球に苦しむ場面はあっても、6回0/3を5安打2失点。9三振を奪い、チームを後半戦初の連勝に導いた。

 「今は申し訳ない気持ちでいっぱいですが、チームが勝てて良かった。1カ月半全く勝つことができなかった。これから勝てるように頑張ります」

 7回先頭の中村を歩かせて降板。反省の言葉を並べても、6月21日の楽天戦以来、45日ぶり白星が良薬になるはずだ。150キロ台中盤の直球とスプリットやカーブでも三振を量産し、一つ一つの球の威力は誰もが認めるところ。課題は「無駄な球が凄い多かった」と細かい制球の部分だ。

 7月22日の広島戦後に立浪監督から「フォームも含めて見直し」を求められ、修正途上ながら「まだまだ上がれる」と前を向いた。 (山添 晴治)

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