巨人・坂本勇人が通算182度目の猛打賞 ミスターに「あと4」 通算2274安打で高木守道に並ぶ

[ 2023年8月2日 19:57 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年8月2日    東京D )

<巨・ヤ>6回、安打を放つ坂本(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)がヤクルト戦(東京D)で6回までに3安打を放ち、通算182度目となる猛打賞をマークした。

 「2番・遊撃」に入り、復帰戦から5試合連続で先発出場。0―2で迎えた初回、まずは相手先発左腕・高橋の初球、外角寄りのチェンジアップを左中間スタンドへ放り込み、復帰後初アーチとなる11号ソロとした。

 すると、4―2で迎えた2回の第2打席では高橋がカウント1―1から投じた3球目、今度は低めへの148キロを捉えて左翼スタンドへ運んだ。

 4回の第3打席は高橋から四球を選んで出塁。そして、7―2で迎えた6回だった。2死一塁で入った第4打席。イニングまたぎとなった尾仲が1ボールから投じたスライダーを中前に運んで猛打賞達成となった。

 坂本の猛打賞は4月28日の広島戦(東京D)、5月25日のDeNA戦(東京D)、7月28日の中日戦(東京D)に続いて今季4度目、通算182度目。186度記録している長嶋茂雄(巨人)の歴代3位記録までは「あと4」となっている。

 また、この日の3安打を加え、坂本はこれで通算2274安打。高木守道(中日)の持つNPB歴代16位記録に並んでいる。

 坂本は1番に定着しかけていた6月23日の広島戦(マツダ)で初回に内野安打を放ったが、一塁への走塁中に右太腿裏を痛めて途中交代。翌24日に登録抹消となったが、35日ぶり復帰戦となった7月28日の中日戦(東京D)でいきなり3安打3打点の活躍を見せていた。

 【NPB通算猛打賞10傑】
1位 張本勲(ロッテ)251度
2位 川上哲治(巨人)194度
3位 長嶋茂雄(巨人)186度
4位 坂本勇人(巨人)182度
5位 野村克也(西武)180度
6位 福本豊(阪急)178度
6位 松井稼頭央(西武)178度
8位 立浪和義(中日)175度
9位 王貞治(巨人)171度
10位 広瀬叔功(南海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

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