浦和学院 2年ぶり15度目夏甲子園 24日死去、三浦貴さんに捧ぐ夏切符、森大監督男泣き 花咲徳栄下す

[ 2023年7月28日 13:07 ]

第105回全国高校野球選手権 埼玉大会・決勝   浦和学院-花咲徳栄 ( 2023年7月28日    大宮公園 )

埼玉決勝<浦和学院・花咲徳栄>優勝した浦和学院ナイン(撮影・村上 大輔)
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 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)埼玉大会は28日、大宮公園で決勝が行われ、浦和学院が花咲徳栄を7-2で下し、2021年以来2年ぶり15度目の甲子園出場を決めた。

 3回、5番・三井の右前適時打で1点を先制。3回に同点とされたが、4回に3番・喜屋武の右前2点適時打で勝ち越した。さらに4番・西田、5番・三井の連続適時打でこの回4点を挙げた。6回にも三井の右前適時打などで2点を追加した。

 投げては先発の左腕・鈴木が3回で降板したが、4回から登板した渡辺が追加点を許さない好救援。8回からは3番手・月野、9回からは4番手・田中がマウンドに上がり、リードを守り切った。

 優勝の瞬間、森大監督はガッツポーズし、涙を浮かべて天を仰いだ。

 大会中の24日には、OBで巨人などで活躍し、13年からコーチを務めていた三浦貴さんが大腸がんのため45歳の若さで死去。ナインは亡くなる2週間前までグラウンドで指導を受け、森大監督も長年慕ってきた大きな存在へ捧げる甲子園切符となった。

<浦和学院 埼玉大会成績>
2回戦 10-0 朝霞
3回戦 15-0 寄居城北
4回戦 8-1 本庄第一
5回戦 10-2 立教新座
準々決勝 7-0 埼玉栄
準決勝 9-0 川越東

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