花咲徳栄 決勝で敗退、4年ぶり夏甲子園ならず 横浜から転入のプロ注目・小野勝利は無安打で終戦

[ 2023年7月28日 13:40 ]

第105回全国高校野球選手権 埼玉大会・決勝   花咲徳栄2-7浦和学院 ( 2023年7月28日    大宮公園 )

<浦和学院・花咲徳栄>優勝を逃した花咲徳栄・小野はネクストバッターズサークルでガックリうなだれる(撮影・村上 大輔)
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 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)埼玉大会は28日、大宮公園で決勝が行われ、花咲徳栄は浦和学院に2-7で敗れ、2019年以来4年ぶり8度目の夏の甲子園出場はならなかった。浦和学院は2021年以来2年ぶり15度目の甲子園出場を決めた。

 1点を追う3回、2番・生田目の犠飛で同点。しかし、4回にエース木田が連打を浴び、イニング途中で降板。右腕・岡山へ継投して粘ったが、4失点が重く響いた。攻撃陣は2ケタ安打も、ここぞで1本が出ず。9回には2番・生田目が追い込まれながら左前適時打で1点を返したが、反撃はそこまでだった。

 巨人などで投手としてプレーした小野剛さんを父に持ち、横浜(神奈川)から昨年6月に花咲徳栄へ転入した小野勝利(しょうり)内野手は「4番・三塁」で先発出場したが、無安打に終わった。

 横浜では背番号18で1年夏の甲子園出場を果たしたが、2年の6月に花咲徳栄へ転入。規定で1年間公式戦に出場することができない苦しい期間を乗り越え、最後の夏の大会に出場。この日は9回、ネクストで準備したが直前の打者で試合が決着。がっくりとうなだれて、悔しさをにじませた。

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