花巻東・佐々木麟太郎は4打数1安打 チームはコールド発進 西武・渡辺GMは「魅力的な選手」

[ 2023年7月13日 12:18 ]

第105回全国高校野球選手権岩手大会2回戦   花巻東11―1盛岡市立 ( 2023年7月13日    きたぎんボールパーク )

<盛岡市立・花巻東>スタジアムに到着した花巻東・佐々木(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 高校通算本塁打140本を誇り、今秋ドラフト1位候補の佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東は7回コールド発進。注目の佐々木は中前打1本を含む4打数1安打だった。

 花巻東は初回に先制こそ許したが、2回に4得点。3回は先頭の佐々木の中前打をきっかけに2点を加えて突き放した。9回にはエース北條慎治投手(3年)が今季公式戦初登板。これまでの最速を1キロ更新する145キロを記録した直球を中心に3人で締めた。

 試合後、佐々木洋監督は息子でもある麟太郎について「今大会はホームランとかの記録はどうでもいいのでチームが勝つためのバッティングをしてくれれば」とさらなる活躍を期待。大会2週間前に背中の違和感を覚えて練習試合も出ていなかったと明かしたが「試合をしながら(調子を)上げてくれれば」と話した。

 ネット裏で視察した西武の渡辺久信GMは「魅力的な選手であることは確か。打球が上がるスイングができている。あれだけ振れることも魅力」と評価した。(村井 樹)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月13日のニュース