江川卓氏　ヤクルトの前半戦総括「村上宗隆さんの不振は真面目さがそうさせている」

江川卓氏
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　　元巨人の江川卓氏（68）が自身のYouTube「江川卓のたかされ」で、プロ野球前半戦を総括。ヤクルト・村上宗隆内野手（23）の不振は4番の責任感と真面目さが原因と指摘した。

　5月に12連敗、6月に6連敗を喫し、開幕直後は好調だった投手陣も防御率を大きく落とした。

　江川氏は好調時から投手陣を不安視し、村上が不振のため、投手陣が崩れたときは危ないと指摘していたが「そうなってしまった」と振り返った。

　村上の不振については「昨季56本打ったときのようにヘッドが出てこない。ほんの数センチの話だが、本人の感覚がずれている」と説明した。

　昨季55本塁打の後、56本目を打つまでに長い時間がかかったが、その状況のまま今季来ているという。

　「いいときは自然に出ているものが試合だと考えてしまう。真面目で責任感があるとそうなってしまう」

　投手が好投しているから4番の自分が打たないといけないという真面目さが自然なスイングの邪魔をしてると指摘した。