日本が2大会連続20度目V 米国開催では斎藤佑樹ら擁した07年以来16年ぶり2度目快挙 日米大学野球

[ 2023年7月13日 16:35 ]

第44回日米大学野球選手権   日本6-2米国 ( 2023年7月12日    チャールストン )

(左から)侍ジャパン大学代表の青学大・常広、大久保哲也監督、青学大・中島、明大・宗山
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 第44回日米大学野球選手権は12日(日本時間13日)、米サウスカロライナ州チャールストンで最終戦が行われ、日本は米国を6-2で下し、通算3勝2敗として2大会連続20度目の優勝を飾った。

 米国開催での優勝は斎藤佑樹(当時早大1年)らを擁した2007年以来2度目。

 一時は米国に、優勝へ王手をかけられた日本。勝った方が優勝の大一番は、今大会初先発となった東洋大の今秋ドラフト1位候補左腕・細野に託された。

 初回に先制点を献上も、直後に広瀬(慶大)の適時二塁打などで3点を奪って逆転。細野は5回2/3を3安打2失点とし、2番手以降は岩井(名城大)、武内(国学院大)、下村(青学大)とつないだ。1点差に迫られて迎えた8回にはコツコツとつないで3点を加え、突き放した。

 9回は細野とともに今秋ドラフト1位候補に挙がる右腕・常広(青学大)が無失点で締めてリードを守り切った。

 <侍ジャパン大学代表メンバー>※かっこ内は出身高校-現所属
 ▽投手
下村海翔(九州国際大付-青学大)
木村仁(北九州-九共大)
細野晴希(東亜学園-東洋大)
村田賢一(春日部共栄-明大)
常広羽也斗(大分舞鶴-青学大)
蒔田稔(九州学院-明大)
草加勝(創志学園-亜大)
岩井俊介(京都翔英-名城大)
武内夏暉(八幡南-国学院大)
上田大河(大商大高-大商大)
古謝樹(湘南学院-桐蔭横浜大)

 ▽捕手
宮崎恭輔(国学院久我山-慶大)
有馬諒(近江-関大)
進藤勇也(筑陽学園-上武大)

 ▽内野手
広瀬隆太(慶応-慶大)
熊田任洋(東邦-早大)
辻本倫太郎(北海-仙台大)
上田希由翔(愛産大三河-明大)
佐々木泰(県岐阜商-青学大)
宗山塁(広陵-明大)
宮下朝陽(北海-東洋大)

 ▽外野手
中島大輔(龍谷大平安-青学大)
天井一輝(広島商-亜大)
宮崎一樹(山梨学院-山梨学院大)
西川史礁(龍谷大平安-青学大)
渡部聖弥(広陵-大商大)

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