日本ハム宇佐見「“クビになるな”という思いで」語っていた今季に懸ける思い　新天地でファン沸かす日を

中日へのトレードが発表された宇佐見
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　中日へのトレードが発表された日本ハム・宇佐見は、巨人からトレード移籍し、今年で日本ハムでは5年目。今季に懸ける思いは人一倍だった。

　沖縄・名護での今春キャンプ中は、全体練習後にグラウンドに残って、黙々とティー打撃でバットを振り続ける姿があった。これは昨年のキャンプから日課として始めたもの。昨季は81試合に出場し、打率・256と一定の成績は残したが「去年（22年）の最初は結果も出なかったので、“クビになるな”という思いで。あの時にもっとやっていればと思いたくなかった。自分のために練習もしないといけない」と強い覚悟を語ってくれたこともあった。

　昨年にはアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバー・高城れにとの結婚も発表。プライベートでも話題になったが、新庄監督からの打撃指導や、減量指令にも応えるなど、野球に真摯に向き合ってきた。中日はプロ入り3球団目となる。新天地・名古屋のファンを沸かす日が必ず来るはずだ。