ロッキーズのフェルトナー投手は頭蓋骨骨折 13日のフィリーズ戦で打球が頭部を直撃 手術の必要はなし

[ 2023年5月15日 11:57 ]

13日のフィリーズ戦で頭部に打球を受けたロッキーズのフェルトナー(AP)
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 13日にコロラド州デンバーで行われたフィリーズ戦で後頭部に打球を受けたロッキーズの先発右腕、ライアン・フェルトナー投手(26=193センチ、86キロ)は14日、「頭蓋骨の骨折」と診断され、脳振とうの症状も出ていることからチーム側は同投手を15日間の負傷者リストに登録した。

 フェルトナーは2回、フィリーズの4番打者、ニック・カステラノス(31)に92・7マイル(約149キロ)のスライダーを正面に打ち返され、打球は右後頭部を直撃。すぐにマウンド付近に倒れ込んだ。このあと2人のトレーナーに抱えられてベンチに下がり、デンバー市内の病院へ直行。14日になって退院していた。

 幸い手術の必要はなく、バド・ブラック監督(65)は「結局のところ彼は大丈夫だ」と楽観視。ただし当面は静養することになりそうだ。

 同投手は結局、フィリーズ戦では1回2/3を4失点で負け投手。今季の成績は2勝3敗となっていた。

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