龍谷大平安、春3位も着々と投手育成 エース桑江に続く投手台頭に原田監督「今後が楽しみ」

[ 2023年5月15日 15:33 ]

高校野球京都府春季大会3位決定戦   龍谷大平安6―2乙訓 ( 2023年5月15日    わかさスタジアム京都 )

先発して6回2/3を2失点と好投した龍谷大平安・小坂駿佑
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 京都大会の3位決定戦が15日に行われ、今春選抜に出場した龍谷大平安が乙訓を6―2で下した。

 今大会は喫緊の課題である投手陣の育成を進めた。先発右腕の背番号11・小坂駿佑(3年)が6回2/3、7安打2失点。スライダー、カーブ、カットボールなど6種類の変化球を器用に操りながら、先発の仕事を果たした。

 「初回から悔いのないように全力で投げようと思っていました。決め球は甘く入ったけど、要所要所でうまく抑えられたと思います」

 6―2の6回2死二塁からは背番号10の左腕・北村汐音が登板し
て1回1/3を無失点。9回無死一塁からはエース右腕・桑江駿成(3年)が登板して3人で片付けた。

 先発した小坂について原田英彦監督は「選抜後から登板機会を多く与えてきた。今日も粘って投げさせたが、いい仕事をしてくれた。今後が楽しみ」と評価した。

 今春選抜では全2試合ともに桑江が先発しており、同監督は選抜後から投手陣の育成をテーマの一つに掲げてきた。今大会ではベンチ外ながら選抜で背番号11を背負った岩井聖らも控えており、投手陣は着々と成長中。小坂は「岩井も出てきたし負けられない。競争できる投手陣になっていければいいと思います」と競争激化を歓迎した。

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