西武・今井 楽天戦32回2/3連続無失点!7四球も“6回ノーノー”「余裕を持って投げられている」

[ 2023年4月28日 23:45 ]

パ・リーグ   西武4―0楽天 ( 2023年4月28日    ベルーナD )

<西・楽>インタビューを終え笑顔でガッツポーズする中村(左)と今井(撮影・白鳥 佳樹)
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 西武は28日、本拠地・ベルーナDで楽天と対戦し、4-0で勝利。今井達也投手(24)は7四球を与えたが6回無安打投球で今季3勝目を挙げた。楽天戦では21年10月15日に先発登板した5回の1失点以降得点を与えておらず、これで32回2/3を連続無失点。3回から右手を気にするしぐさを見せ、お立ち台では「(出血は)若干あったけど大丈夫」と出血していたことを告白。それでも6回を投げ切り、松井監督は「6回までは何とか行ってほしいなと思っていたし、しっかりと0で抑えたことは非常によかった」と称えた。

 今井との一問一答は以下の通り。

 ――(出血した)右手中指はどういう時に?

 「初めてですね。スライダーですね」

 ――一番難しかったのは。

 「ミーティングでもあったけど、真っすぐではなくてカットボールだったり、シンカー系だったり、半速球のボールがちょっと浮いた時に打たれそうだなと言うのをちょっと怖がってというか、ちょっと後手後手になってボールが先行してしまったところがあったかなと」

 ――浅村には全部ストレートでセカンドゴロ。

 「スライダーとか変化球で結果が出ていることが多かったので、あそこは1回、集まって真っすぐで押そうと。それがよかったと思います」

 ――バランスを崩す場面も。

 「そんなにはなかったです」

 ――今後に向けて成長できるのでは?

 「試合でああなるということはマウンドに上がるまでの準備の過程で問題があると思うので、マウンド上がってどうこうするよりもゲーム前の話で、1週間しっかり考えてしたいなと思います」

 ――四球でピンチをつくっても動揺しないように見える。

 「どっちがピンチなのかということ。これだけのイニング、点が取れていないとどっちがプレッシャーか。常に冷静に見ることが大事だと思いますし、その中で柘植さんがうまくリードしてくれている。だいぶ余裕を持って投げられている」

 ――楽天戦は相性がいい。

 「何がいいのかといったらわからないですけど、要所要所で投げられている。そこは対戦相手関係なくしっかり続けていかないといけない部分はもっともっと練習して精度が高くなるように練習したい」
 

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