巨人・高橋優貴 今季初登板も3回2失点で降板、373日ぶり白星ならず 昨年9月に左肘手術

[ 2023年4月28日 19:11 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年4月28日    東京D )

<巨・広>巨人の先発・高橋 (撮影・西川祐介)
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 巨人の5年目左腕、高橋優貴投手(26)が開幕から23試合目となった広島戦(東京D)で今季初登板初先発。3回5安打2失点で早々に降板し、リリーフ登板でマークした昨年4月20日の広島戦(東京D)以来373日ぶりとなる白星をつかむことはできなかった。

 2018年ドラフト1位で巨人に入団した高橋は、開幕ローテーション入りを果たした21年は3・4月に無傷の5勝を挙げ、自身初の月間MVPを獲得するなどチーム最多の11勝(9敗)をマーク。だが、昨季は10試合登板で1勝(5敗)にとどまり、9月には左肘の手術を受けて育成選手となった。今月10日に支配下へ復帰。待望の1軍復帰登板は阪神戦(甲子園)での15失点零敗翌日というタイミングでのマウンドとなった。

 だが、2回先頭の6番・デビッドソンに左翼後方にある看板直撃の5号ソロを被弾して先制されると、3回には先頭の2番・野間の左越え二塁打から連続内野ゴロで2失点目。無失点だった初回も2安打1四球、2回も本塁打された後の1死走者なしの場面で8番・会沢を四球で塁に出すなど、四球にならずとも3ボールになる場面が多く、3回に先頭で打順が回ると代打にドラフト4位ルーキーの門脇が出て降板となった。

 なお、4回からは23日のヤクルト戦(神宮)に先発して5回2失点で待望のプロ初勝利を飾った5年目左腕・横川が2番手として中4日で登板している。

 高橋の投球内容は3回で打者15人に対して54球を投げ、5安打2失点。奪三振はなく2四球を与え、直球の最速は149キロだった。

 ▼高橋 先発の役割を果たせず、悔しいです。

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