落合博満氏　歓声が戻ったプロ野球　応援の力を聞かれ“塩対応”…「ヤジきつかったもん！」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が5日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル　＃オレ流トレンド」を更新。「プロ野球・大リーグ開幕　投手編」と題して、世界一の歓喜に沸いた第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）閉幕から1週間後に開幕したプロ野球について語った。

　侍ジャパン旋風を巻き起こしたWBCから1週間。30日に新本拠地エスコンフィールド北海道での日本ハム―楽天を皮切りに、31日に残り5カードが開幕したプロ野球について「結構お客さん入っていたもんね」と頷いた落合氏。「まあこれがシーズン通して入るかどうかっていうのは…」と今後を見守る姿勢を示した。

　コロナでさまざまな変化を求められて3年。プロ野球の球場にもようやく歓声が戻った。歓声や応援の凄さを実感させられた開幕カードに「昔に戻ったということでしょ」と笑った。しかし、歓声が選手の力になるか問われると「いや、俺の場合はお客さんが入る、入らない関係なく自分の仕事をしなきゃいけないっていうことでやっていたけどもね」と“オレ流”塩対応。テロップには信子夫人のナイスフォローの言葉が映し出される中、「ヤジきつかったもん！」と現役時代を回想した。続けて「今みたいにみんな“頑張れ頑張れ”じゃないから。強烈なヤジがたくさんあったからね！」と声のトーンを上げ「見るお客さんもおとなしくなったってことですよ」と時代の移り変わりをしみじみと語っていた。

　最後にプロ野球で今季注目の選手を聞かれ「みんなに注目していますよ。各球団70人なら70人の選手全員に頑張ってもらいたいなと思います」。今季もオレ流の視点でプロ野球も大リーグも見守っていく。