偶然過ぎ!ダル、マエケン、雄星 3人同日先発で全員5回3安打1失点「日本車のような安定感」

[ 2023年4月5日 12:32 ]

(左から)パドレスのダルビッシュ有、ツインズの前田健太、ブルージェイズの菊池雄星
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 日本の投手3人が4日(日本時間5日)、メジャーで同日先発した。パドレス・ダルビッシュ有はダイヤモンドバックス戦に、ツインズ・前田健太はマーリンズ戦に、ブルージェイズ・菊池雄星はロイヤルズ戦にそれぞれ先発。勝敗は3様ながら、3人とも5回3安打1失点という“偶然”が起きた。

 今季初登板初先発のダルビッシュは6四死球と細かな制球に苦心。それでも5回を3安打1失点にまとめ、勝利投手の権利を手に交代した。ただ、救援陣が4点のリードを守れず、チームは逆転負けを喫し、先発右腕に勝敗はつかなかった。

 右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から復帰し、591日ぶりの公式戦登板となった前田はけがの影響を感じさせず5回までに9奪三振と快投。6回、先頭・バーティーに左前打を許したところで降板し、記録上は5回0/3を3安打1失点となった。ただ、打線の援護に恵まれず0-1でチームが敗れ、敗戦投手となった。

 一方、オープン戦でアピールに成功し先発機会を勝ち取った菊池は2回に先制ソロを浴びながらも5回3安打1失点。見方打線も効果的に点を重ねチームが4-1で勝利し、今季初勝利を手にした。

 勝敗は3様でも揃って5回3安打1失点という投球内容にインターネット上では「日本車のような安定感」「日本人メジャーリーガーが3人同じ日に先発登板するなんてのもレアだけど、全員揃って5回1失点なのもおもろいし、勝ち・負け・勝ち負けつかず、にキレイに別れたのもおもろい」「全員5回1失点って日本人選手立派すぎる」「日本人投手が3人同じ日に先発して全員5回1失点でちょっとおもろい」などと偶然に驚く声が寄せられた。

 日本の投手の同日先発は3人が最多で、今回を含めると通算25度となる。ただ、同日の3人先発勝利はまだない。

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