落合博満氏　監督続投はシーズン中に決まっていた？「オーナーと会って」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が1日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。06年の日本シリーズ終了後に「進退伺」を出すと発言。周囲を驚かせたが、実は…。

　戦力に自信を持って臨んだ中日だったが06年の日本シリーズは1勝4敗で日本ハムに敗れた。終戦直後、落合氏は「（10月）31日でオレの契約も切れる。オーナーに3年間の報告をして進退伺を出す」と発言。報道陣を驚かせ、慌てさせた。

　翌日の新聞紙面にも「落合監督進退伺へ」の文字が躍ったが、落合氏は「そんなこと言った？その記憶すらないもん」と笑った。そして「もう決まっていたよ」と驚きの事実を明かした。

　その年は3年契約の3年目。球宴休みの最中に当時の白井文吾球団オーナーと西川順之介球団社長に会った時だった。白井オーナーから「じゃあ来年からも頼むな」と言われ、「はい。分かりました」と返事していたという。

　「3年のうち2回も優勝した監督をそうは（簡単に）切れないだろ」

　実際、10月30日に名古屋市内で新たな2年契約を正式発表。最終的には与那嶺要、星野仙一の6年連続を超え、中日球団史上最長の8年連続で監督を務めることになる。