落合博満氏 06年リーグ優勝で涙「トイレ行ったら何か急に…」「そりゃあ泣くことだってあるわい」

[ 2023年2月1日 17:40 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が1日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。06年リーグ優勝を決めた試合で流した涙を振り返った。

 「その年は絶対優勝するんだろうなという雰囲気があった」という就任3年目の10月10日の巨人戦(東京ドーム)。延長12回1死満塁から福留孝介の中前打で勝ち越し。なお1死満塁でタイロン・ウッズがこの日2本目の47号本塁打を放ち、ダメ押し。落合氏もベンチから飛び出し、助っ人主砲を抱きしめた。

 「選手がホームラン打ってベンチから出たのはあの時だけじゃないのかな」。1年目こそサヨナラ本塁打など劇的な場面ではベンチを出ていたが、2年目以降はやめていた。

 06年は8月に優勝マジック40が点灯するなど好調なシーズンだったが後半戦で阪神が追い上げてきた。それでも落合氏は「いくら猛追してきても手の届く範囲までは来ないなっていうのはあった」という。それだけその年のチームには絶対的な自信があった。

 4度のリーグ制覇で唯一、試合に勝って優勝を決めて胴上げを経験した。徹底してクールを貫いた指揮官が流した涙について、落合氏は「そりゃあ泣くことだってあるわいね」と照れ隠し。「グラウンドにいる時はそうでもなかったんだよ。ほいでトイレ行ったら何か急に(笑い)。それで涙が止まらなくなっちゃった」と振り返った。

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2023年2月1日のニュース