今夏甲子園の「2部制」導入見送りへ 観客の円滑な入れ替えが課題

[ 2023年2月1日 18:54 ]

甲子園球場
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 日本高野連は1日、大阪市内で第105回全国高校野球選手権大会(8月6日から22日の17日間、甲子園)の第1回運営委員会を開き、試合時間を朝と夕に分ける「2部制」の開催について今夏の導入を見送る方針が確認された。

 暑さ対策として昨年から導入が検討されてきたものの、朝と夕の観客を安全かつ円滑に入れ替ることが困難であると判断した。今夏は、5回終了時に10分間休憩する「クーリングタイム」を導入することで暑さ対策を行う。

 また、今夏から登録選手数を18人から20人に増員することに決めた。投球数制限に対応するために複数投手が必要であったり、選手の障害予防や暑さ対策などの観点から拡大されることになった。

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2023年2月1日のニュース