阪神・岡田監督がキャンプイン控え訓示「成果はなかなか出ない」キーマンは「そんなん、全員ですよ」

宿舎に到着した岡田監督（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　阪神は31日、沖縄・宜野座での春季キャンプに向けて首脳陣が沖縄入りした。15年ぶりに虎の指揮を執る岡田監督は「1月入ってから早かったですね。秋のキャンプ終わってから明日を待ち遠しくしていたんですけど。来てしまいましたね」と、笑顔でキャンプイン前日の心境を語った。

　午後にはチーム宿舎で全体ミーティングが行われ、指揮官は「この1カ月で23年のスタート切るんですけど、キャンプでは成果はなかなか出ないんでね。まだまだ若い伸びしろの多い選手が多いんでね。シーズンで自分の力を発揮できるように、1段2段大きくなってシーズンを迎えよう」とナインに伝えた。

　キーマンを問われると「そんなん、全員ですよ。誰がとかじゃなくて」と力を込めた岡田監督。「今年のチーム方針として連係とか、サインプレーとか。練習ばっかりになるんですけど、そういうのを徹底してやっていきたい。早く実戦でみんな結果を出したいと思いますけど、それまでは我慢して練習したい」と、2月11、12日に予定されている1、2軍合同紅白戦までは基礎固めの方針を改めて示した。