オリ新加入・森 キャンプ中はブルペンに張り付く! 投手陣の特徴“キャッチ”へ「一球でも多く捕りたい」

[ 2023年1月31日 05:00 ]

会見に臨むオリックス・森友哉(撮影・井垣 忠夫)
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 昨年パ・リーグ2連覇と26年ぶりの日本一を達成したオリックスは30日、春季キャンプに備えて宮崎に移動した。西武からFAで移籍した森友哉捕手(27)は到着後に会見。正捕手&主砲の活躍を期待される男は、キャンプ中はブルペンに張り付いて投球を受け、投手陣と積極的に交流する考えを示した。

 「一番はしっかりブルペンで数を受けて、しっかりコミュニケーションをとって。一球でも多く、いろんな人の球を捕りたい。投手の感じていること自分が対戦して感じたことを積極的に話したい」

 頭の中のほとんどは「捕手・森」が占めている。リーグ屈指の強力投手陣を一日も早く把握するためにチームを優先、3月のWBCにも出場しないことを決めた。特にWBCに出場する山本、宮城、宇田川は2月中旬にチームを離れるだけに、グラウンド外でも積極的に声をかけるつもりだ。

 きょう31日に宮崎市内で行われる日本一を祝うための歓迎パレードにも参加する。初めは「どんな顔したらいいのか分からないですけど」と苦笑いを浮かべたが、パレードには今季の飛躍を祈念する意味も込められていることを知り「しっかり顔を見せたい。早くなじめるように、主力としてやっていけるようにという意味でも、大事な一日になるんじゃないかと思う」と前を向いた。

 「実りのあるキャンプにしていきたい。この1カ月でしっかりチームの一員になれるようにやっていきたい」。投手陣とファンの心をキャッチする大切な1カ月が始まる。(中澤 智晴)

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2023年1月31日のニュース