工藤公康氏 西武では「渡辺久信くんの方がモテた」 若手時代は「1週間に5回ぐらい都内に…」

[ 2022年10月17日 20:35 ]

前ソフトバンク監督の工藤公康氏
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 昨季までソフトバンク監督を務めた工藤公康氏(59)が、15日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」(土曜午後9時)に出演。現役時代に26歳で肝機能障害を患ったが、28歳で結婚してから復活。「野球少年は絶対マネしないように」と自身の西武での若手時代を振り返った

 番組では工藤氏が西武時代に“アイドル的”な人気を誇っていたことを紹介。お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明から「メチャクチャ遊んでいたと思いますよ」と話を振られると、工藤氏は「いやいや、渡辺久信くんの方が全然モテました」とコメント。86年~94年の“西武黄金時代”をともに支えた後輩の名を挙げた。

 小木が「(野球選手は)当時って遊んでいるイメージ凄かったじゃないですか」と切り出すと、相方の矢作兼から「本当に飲み歩いてるんですか?」と質問。工藤氏は「僕も飲んでました。1週間に5回ぐらいは都内に行ってました。結構酒が残っているままだったり寝ないで登板とかしてました」と返答。

 驚いた様子の矢作が「バッターはわかるけどピッチャーもあるんですか?」と問われ、工藤氏は「結構ありますよ。本当に若くて寝ないでも投げれたという時だけです」とコメント。続けて「でも野球少年は絶対マネしないように」と付け加えた。

 ただこのような不摂生な生活が続いたため26歳で肝機能障害を患ってしまい、医師からは「このままだと死ぬ」と警告されたという。工藤氏は「原因はお酒でした。独身だったというのもあって食事の方も気をつけてなくて…」と明かした。

 ここで小木から「絶不調の時あったじゃないですか?出てきてはストライクが入らないという。あれは肝機能のせいだったんですか?」と聞かれ、工藤氏は「はい。四球でパ・リーグタイ記録(※91年イニング最多連続与四球5)作りましたからね」と答えた。

 そんな工藤氏だったが28歳の結婚を機に生活を一変。「僕の成績が落ちてきてしまったというのもあって、あと1年か2年で辞めるかも知れないけど一緒になろうとプロポーズしたら、すぐに“いいわよ”と返事をもらった。妻と一緒に住みだしてからは、かかってくる電話は全部切ってましたね。それで飲みに行かなくなり、体にいいものを食べるようになりました」と明かし、29年間も現役を続けることが出来た“ターニングポイント”だったと振り返った。

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