ソフトB・和田闘争心と平常心で下剋上演出だ「一球一球全力で気持ちを込めて」快投誓う

[ 2022年10月11日 05:00 ]

ランニングを行う和田(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンク・和田が3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)登板に向けて10日、ペイペイドームで調整した。ファイナルSのオリックス戦は12日から始まる。重要な一戦に向け、「一球一球全力で、気持ちを込めて投げる部分は変わらない。終盤は(自分の)勝ち負けよりもチームが勝てばいいという気持ちで投げていた。(CSも)そういう気持ちだし、チームが4つ勝てばいい」とベテランらしく平常心で挑む。

 今季オリックス戦は中継ぎを含む5試合に登板し0勝3敗、防御率5・03と相性は良くない。チームとしても最終戦で逆転Vを許した天敵だ。「(相手に)アドバンテージはあるが、そこは別物の試合になる。チームは2連勝して勢いに乗って大阪に行きますし、要は勝てばいい。自分もそのピースになれるように」とリベンジを果たす覚悟だ。

 CS登板は19年以来で、通算5試合の登板で2勝。41歳でシーズン7勝を挙げた左腕は「最低でも5回は絶対投げる気持ちでマウンドに上がっている。いけるところまで役目を全うできれば」と静かに闘志を燃やした。第2戦か第4戦の先発が予想される。(福井 亮太)

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2022年10月11日のニュース