中日・立浪監督が大島オーナーへシーズン終了報告「最下位で期待を裏切った」補強で自らドミニカ視察も

[ 2022年10月11日 19:28 ]

オーナー報告を終え、会見する立浪監督
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 中日・立浪和義監督は11日、名古屋市内で大島宇一郎オーナーにシーズン終了の報告を行った。

 就任1年目は66勝75敗2分けで最下位に終わり、会見では「期待を裏切ってしまった。その反省を報告させていただいた。オーナーからは“いろいろ苦労したね。ただ、若い選手、来年に向けて希望も見えたシーズンだった”と仰っていただいた。ただ“まだまだ新しい戦力を育てていかないと勝てない”と言われた」と話した。

 大島オーナーは「最下位という結果はしっかりと受け止め、チーム全体が奮起しなければなりません。投打ともに若手が結果を出しており、来季以降に期待が持てる材料はあります。各選手はオフの期間に個の力を伸ばしつつ、立浪監督には大局的な立場で全体を束ね、巻き返しに向けてチームを強く、大きく育てていってほしいと思います」とコメントした。

 巻き返しへ向けポイントとなる新外国人の補強についても話し合った。オーナーの了承を得て、今オフは投手と野手2、3人の補強を目指しており、指揮官は「ドミニカに見に行こうかなと思う。映像では良いなという選手はいるが、実際に見てみないと」と秋季キャンプ後にウインターリーグを直接視察する考えがあることを明かした。

 また、今季は期待を込めて積極的に起用していた若手についても「来季は力のある選手、勝てる選手を使っていく。ある程度、白紙、フラットな状態でスタートしたい」と勝利にこだわる姿勢を見せた。

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2022年10月11日のニュース