国学院大が先勝 ドラフト候補の右腕・田中千晴が勝敗付かずも7回途中1失点の好投

[ 2022年10月11日 13:16 ]

東都大学野球秋季リーグ   国学院大3―1日大 ( 2022年10月11日    神宮 )

<日大・国学院大>力投する国学院大の先発・田中千(撮影・木村 揚輔)
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 6日の降雨ノーゲームを経て、国学院大が日大に先勝した。

 国学院大は初回に幸先良く1点を先制するも、その後は得点を奪えず。しかし、1―1の8回1死二塁で、代打・冨田進悟内野手(2年=横浜)が今秋初打席に立つと、内角の直球を右翼席中段に運ぶ、決勝の勝ち越し2ラン。リーグ戦初本塁打となり「入ってくれたらいいなと思って一塁ベースを回っていた。勝ちに貢献できて良かった」と表情を緩めた。

 投手陣は、今秋ドラフト候補の右腕・田中千晴投手(4年=浪速)が先発。最速は150キロをマークし、6回2/3を1失点7奪三振と好投。勝敗は付かなかったが「まずは先発として先制点をやらないという気持ちで試合に入りました。チームが先制してくれたので、あとはリズム良く、0で抑えることを大事に1イニングずつ投げました」と振り返った。

 ただ、1―0の7回2死三塁から8番打者に同点の右前打を浴びたことには「7イニング目を抑えきれないのがまだ自分の甘さ。終盤でも0を並べれるように次の登板へ向けて準備したい」と反省も口にした。

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