【阪神大学野球】天理大・友杉、ドラフト前に4季連続優勝に貢献!胴上げに「申し訳ない気持ち」

[ 2022年10月11日 16:49 ]

<阪神大学野球 関国大・天理大>優勝を決め胴上げされる天理大・友杉(中央) (撮影・奥 調)
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 阪神大学野球秋季リーグ戦 第5節2回戦 天理大5―4関西国際大(2022年10月11日 G7スタジアム神戸)

 勝利ポイント18でトップに立つ天理大が、引き分け以上で優勝が決まる2位・関西国際大との直接対決で9回、3点を奪って逆転勝ちし、4季連続の優勝を決めた。今秋ドラフト候補の友杉篤輝(4年=立正大淞南)は3点を追う5回2死二塁から右中間に反撃ののろしを上げるタイムリー二塁打を放った。さらに三盗も決め、続く吉田元の三ゴロを、相手が失策する間にホームを踏んで1点差に迫った。

 2点を追う9回は、先頭の友杉が投前ゴロで凡退した後、吉田元の左前打を皮切りに3連打や相手の暴投、失策も重なって逆転した。

 リーグ開幕前の8月下旬、新型コロナウイルスに感染して5キロやせ、ぶっつけ本番だった友杉は試合後、胴上げで同僚からの祝福を受け、「申し訳ない気持ちです。苦しい中、練習はしてきたので周りは見てくれていたのかな」。殊勲打の後、一時1点差に迫るきっかけになった三盗については「常に自分がランナーじゃないときにも投球のタイミングは測るようにしている。1球で走れず、2球かかりましたが…」と苦笑いした。

 20日のドラフト会議まで1週間あまり。「走攻守のバランスの良さを意識してやっている。全てを見てもらいたい」とアピールした。

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2022年10月11日のニュース