西武 早大・蛭間外野手のドラ1指名を公表 渡辺GM「走攻守そろったオールラウンダー」公表の理由は…

[ 2022年10月11日 12:33 ]

西武・渡辺久信GM
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 西武・渡辺久信GM(57)が11日、オンラインで会見し、20日のドラフト会議で早大・蛭間拓哉外野手(22)を1位指名することを公表した。渡辺GMは「走攻守そろっている選手。オールラウンダー。ライオンズの主力を張れるような選手。大学の代表の4番を打っていましたし、将来的には侍ジャパンに入れるくらいの選手」と評価。東京六大学リーグで現役最多12本塁打を誇る大学No・1スラッガーだ。

 この時期に公表した理由については「それだけ熱望している、それだけ獲得したい選手」と説明した。今秋のドラフトを巡っては巨人が高松商・浅野翔吾外野手を、ソフトバンクは誉のイヒネ・イツア内野手を1位指名することを公表していて、3球団目となる。小学校時代には「西武ジュニア」に所属していた強打の外野手。群馬県出身の蛭間の実家は、前橋工OBの渡辺GMの故郷の近所という縁もある。

 昨年は隅田の指名を事前に公表し、4球団競合の末に交渉権獲得に至った。渡辺GMは「験担ぎもありますし、やっぱりうちは蛭間君を本当にほしいと言う気持ち」と説明した。

 ◇蛭間 拓哉(ひるま・たくや)2000年(平12)9月8日生まれ、群馬県出身の22歳。小3から野球を始め、中学時代は前橋桜ボーイズでプレー。浦和学院では1年春からベンチ入りし、同春の関東大会では4番に座った。甲子園は3年夏に出場して8強。早大では1年春からリーグ戦に出場し、通算62試合で現役最多12本塁打。高校、大学ともに日本代表に選出。1メートル76、87キロ。左投げ左打ち。 

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