阪神・湯浅の大躍進を導いてくれた矢野監督の助言と励ましの言葉

[ 2022年10月11日 08:00 ]

セCSファーストステージ第3戦   阪神3―2DeNA ( 2022年10月10日    横浜 )

セCS1<D・神>勝利し歓喜の矢野監督(撮影・島崎忠彦)
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 【記者フリートーク】湯浅は昨シーズン途中から、矢野監督の助言を胸に鍛錬を積み重ねてきた。1軍デビューを果たすも、3試合の登板で防御率18・00。2軍再調整となる際に、指揮官から「4球以内に抑える意識を大事に」と説かれた。

 「ファームで好投しても、粘られるような投球では1軍ではなかなか通用しないと言われて。そこはずっと意識して取り組んできました」

 今季も、唯一の被弾を喫して敗れた7月1日の中日戦後に「中継ぎでやっている以上は、打たれることも絶対にあるから。打たれても自分が成長できるための経験として、次に向かえばいい」と監督に励まされた。その試合を最後に、ここまでCSを含めて30試合連続無失点、長打すら1本も許していない。大飛躍を遂げた右腕は、まさに矢野阪神が描くドラマの主役にふさわしい。(阪神担当・阪井 日向)

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2022年10月11日のニュース