岩本勉氏「全部揺らいでしまう」 日本ハム最下位低迷も新庄監督は「続投しなかったらおかしい」

[ 2022年9月5日 19:37 ]

元日本ハムの岩本勉氏
Photo By スポニチ

 元日本ハムの岩本勉氏(51)が5日放送の文化放送「岩本勉のまいどスポーツ」(月曜後5・45)で、来季の契約について言及した日本ハム・新庄剛志監督(50)について「来年のために今シーズンを戦ってるのに、これで続投しなかったらおかしいよ」と持論を語った。

 日本ハムは優勝の可能性が完全消滅し、リーグ最下位と低迷。新庄監督は4日の楽天戦後、来季契約について「ファンの方々には申し訳ないけど(今年は)優勝目指さないじゃなくて、目指せなかった。それでも俺たちはブレずにやる。来年あればね、俺が。俺が契約できたらね」と言及。

 さらに「球団からね、“来年もお願いします”と言われても。残り試合、もしかして成長できないかな、と思ったら分からないかもしれないですね。これはね、俺という人間は俺も分からんから。いきなり、ばっと(ユニホームを脱ぐポーズから)“後は頼んだ!”になるかもしれないですね」と話した。

 これに岩本氏は「元々、(来年)新球場がスタートをするのに一番の盛り上がりを作らなきゃいけない。知名度があって野球感に長けた人となれば、新庄剛志という野球人の名前が上がったわけよ。そのために今シーズンは“トライアウト”で戦ってるのに、これで続投しなかったらおかしいよ。(これまで)言ってきたことが全部揺らいでしまう。よほどの事が起きない限りは来年もビッグボスに頼まないとアカンよ」と新庄監督の続投を熱望。

 新庄監督自身が1年契約のスタンスにこだわる理由については「最初に(新庄監督から)1年契約の3年計画と聞いて俺、解説者としてめちゃくちゃ困ったわ(笑)。だけどそれは、いつ球団からクビを言われてもいいようなプレッシャーを自らに課したということや。1年ごとに契約金用意せい!ってそんな話ちゃうわ。大阪人やないんやから」と持論を展開。「来年結果が出なかったら何か起こるかもというのは腹をくくっていると思う」とビッグボスの心情に思いを巡らせた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月5日のニュース