巨人・吉川 まだ5月だけど…キャリアハイに並ぶシーズン3本目の三塁打「気持ちで」貴重な追加点叩き出す

[ 2022年5月28日 16:09 ]

交流戦   巨人―日本ハム ( 2022年5月28日    札幌D )

<日・巨>5回、適時三塁打を放ち、ガッツポーズする吉川(撮影・河野 光希)
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 巨人の吉川尚輝内野手(27)が日本ハム戦(札幌D)で2018年のキャリアハイに早くも並ぶ今季3本目の三塁打を放ち、貴重な追加点を叩き出した。

 「3番・二塁」で先発出場。0―1で迎えた5回、丸の遊ゴロで追いつき、松原の中前適時打で2―1と勝ち越し、なおも2死二塁のチャンスだった。先発右腕・杉浦がカウント2―2から投じた8球目フォークボールをとらえると、打球は前進守備の左中間を抜ける適時三塁打となった。

 吉川は開幕から「1番・二塁」に入り、それまでリーグ最多安打とリーグ2位の打率を誇っていた5月4日の広島戦(マツダ)で左肩甲骨付近に死球を受け、骨挫傷と診断されて6日に登録抹消。17日の広島戦(宇都宮)で10試合ぶりに1軍復帰した。

 復帰戦から3試合連続安打したが、5時間超えの今季両リーグ最長試合となった20日の阪神戦(甲子園)で4打数無安打に終わると、21日の同戦では9回に痛恨の送りバント失敗。セ・パ交流戦に入ってからは試合前までの4試合で打率・125(16打数2安打)と調子を落とした。19日終了時点でリーグトップの・350だった今季打率もリーグ2位ながらこの日の試合前で・321まで下がっていたが、この一打を機に再び上昇気流に乗りたいところだ。

 ▼吉川 追い込まれた状況でしたが、何とかしたかったので気持ちで打ちました。追加点を挙げられて良かったです。

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