阪神・森木 公式戦初勝利の記念球「1軍に行った時の初勝利がうれしいと思う」「自分で持っておく」

[ 2022年5月26日 10:48 ]

阪神・森木
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 阪神のドラフト1位・森木が25日のウエスタン・リーグの広島戦でプロ初勝利を挙げた。先発して6回無失点の好投。自己最速タイの155キロも計測した。以下は試合後の一問一答。

 ――前回やられた広島にリベンジ
 「手強い打線というのは分かっていましたし、自分でもリベンジの登板になるんじゃないかなと思いながら。自分のピッチングができれば大丈夫だと思ってマウンドに立ちました」

 ――公式戦では2度目の先発
 「結果は自分の中でも結構、納得のいく結果だったとは思いますけど。試合の内容の中では、もったいないボールだったりとか意図してないボールがいったりしたので。そこはもっともっと練習していけば大丈夫かなと思います」

 ――変化球は、初回はバラけたが回をおうごとにまとまってきた
 「(捕手の)片山さんとも、真っ直ぐで押していって変化球は見せながらと言っていたので。初回は真っ直ぐで押せていけたというのもあったので、そこはあまり大きくマイナスに捉えすぎず。強気に攻めていって、徐々に合ってきた感じですね」

 ――スタミナ面はこれまでと比べて
 「7、8割の力感の中で、自分がどういうボールを投げたいのかイメージしながらやっていたので。別にバテているとかはなかったですし。あの後、七回行けといわれても行けるくらいのスタミナは残っていました」

 ――前回と比べて意識したことは
 「要所でギアをあげるイメージでやっていました」

 ――末包選手の最後のストレート
 「いいバッターなのでそこは自分も気持ちで負けないようにしていきました」

 ――155キロ、ストレートも徐々に進化してる
 「最近はずっと秋山さんとキャッチボールをさせてもらっていて、それでたくさん教えてもらいながら自分の感覚と擦り合わせながらやっているので。そこはちょっとずつですけど、自分の理想には少しづつ近づいてるかなと思います」

 ――印象に残っているところ
 「体重移動のことはそうなんですけど、まっすぐ立って、まっすぐ伝えると言われましたし、その体重移動のズレでボールがシュートしたり、スライドして現れるので、ピッチングとしては短いテーマなんですけど遠投とかになってきたらより分かりやすいので、勉強になっています」

 ――末包に投げた球は自分の中でもいい手応え
 「結構指にも掛かっていましたし、しっかりたたいて低めでもボールが伸びるように投げれる数がいつもより多いのかなと思います」

 ――以前真っ直ぐの質がまだまだと言っていた
 「いや、まだまだなところはあります。狙って右バッターのインコースだったりとか、若干引っかかってファウルにはなったんですけど、1軍のレベルのバッターになってきたら捉えられたりすると思うので。そのインコースにしっかり投げ切れるようにしていきたいですね」

 ――まずは第一歩を踏み出せた
 「そうですね。日々、自分がどれだけ進歩しているかというところが大事だと思うので、少しずつですけど、良くなって、少しずつ成長しているという実感もあるので、充実しているのかなと思います」

 ――ウイニングボールはどうする
 「でも1軍に行った時の初勝利がうれしいと思うので、自分で持っておきます」

 ――監督は西純と昼飯のときに話していたと。いい刺激になっている
 「西さんも僕と同じようにたくさん苦い思いもしながらやっていたと思うので、その成果が今出ていると思うので、僕もその(苦しい)時期がくると思いますし、今はその時期だと思うので、わかんないことがあったら聞かせてもらいますし、お互い成長していけるようにとは思っています」

 ――きょうは西純と言葉を交わした
 「はい。先発というのもありまたし、頑張って下さいと言ったら、頑張れと言われました」

 ――西純の試合はみる
 「見ます、もちろん、もちろん」

 ――プロの打者と高校の打者の違いは感じていたりする
 「ちろんスイングも強いですし、打席での雰囲気も違いますけど、やっぱりプロのバッターはいいバッターばかりなので、その分、自分も攻めていけるというのはありますし、強い気持ちでいけば、抑えられるんじゃないかという、ワクワクする気持ちがすごくあるので。高校のときもワクワクはしていたんですけど、さらに楽しいピッチングができているなと思います」

 ――プロの打者と対戦する上でどのように適応していった
 「僕の持ち味はやっぱり真っ直ぐだと思うので、やっぱり相手も意識する中で真っ直ぐをどれだけ投げ込めるかというのも大事ですし、駆け引きも大事ですけど、真っ向勝負というか、そのくらいの強い気持ちで投げれる環境じゃないかなと思います」

 ――次回以降は球数、イニングも増えると思うがテーマは
 「今までの調整の中でやっぱり良い感覚というのがすごくありましたし、修正に修正を重ねてきょうだったので、まだまだ修正できる部分はあるので、もっと自分の中でもいい感覚を試合の中で表現できるようにしていきたいなと思います」

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2022年5月26日のニュース