エンゼルス・大谷 無安打も「当たりの日」振ったバットが頭にコツン、右足に今季初死球

[ 2022年5月26日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―3レンジャーズ ( 2022年5月24日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>初回、1番に入った大谷の第1打席、ファウルを打ったバットが自分の頭に当たり、手をヘルメットにやる(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルス・大谷には「受難の一日」となった。レンジャーズ戦の初回、チェンジアップをファウルした際、スイングしたバットがヘルメットの後頭部を「コツン!」と直撃。笑いをこらえきれない球審、捕手のハイムとともに苦笑いを浮かべた。3回にはスライダーが右足を直撃する今季初死球。顔をしかめ、場内からはブーイングが起こった。

 軟投派の先発右腕ダニングから2四死球で出塁したが、2打数無安打。通算14打数1安打と相性が悪い。一方、チームは4回にスクイズを絡めるなどして一挙4点を奪い、3連勝。貯金を10に戻し、ジョー・マドン監督は「三塁コーチも走者も打者も完璧にサインを遂行した」と喜んだ。

 指揮官は試合前、大谷の次回先発を26日(日本時間27日午前10時38分開始)のブルージェイズ戦と発表した。昨季本塁打王のゲレロと昨年8月12日以来2度目の対決で、前回は左前打、空振り三振、四球。大谷はブルペンでの37球の投球練習や壁当てなどで調整した。(笹田幸嗣通信員)

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